現在 なんでも「値上げ」の時代です。人件費も上がってきています。これは「人手不足」も大きな要因です。人を集めるには、やはり、時給や月給をあげていかなければなりません。人手不足倒産も珍しくありません。
マンション管理会社でも、しかりです。もう、現状でも、特に「大手、中堅」管理会社が値上げを関rい組合に願いしているのが、散見されます。今後、ますます、フロントマン、管理員、清掃員など、人件費の値上げが、予想されます。役所と違い「営利企業」である管理会社ですか、よほど、「暴利」でなければ、当然のことと、思います。今後は、管理組合側としては、いかに、値上げ幅を抑えられるか?が、課題です。
特に「大手、中堅」を中心に、管理組合の、管理会社に対する、カスハラ問題に取り組みが進み始めています。カスハラとは、フロントマンや管理員に対する「主に、暴言等です」
又、特にフロントマンは、緊急コールセンターが、ありますので、休日、夜間問わず、365日、24時間拘束されているのが、「現状」です。これでは、フロントマンの離職率が高いのも当然です。
管理組合として、「値上げ幅を抑える方法」として、特に、フロントマンへの、クレームを減らしていくことが、必須です。例えば、よほどの、緊急時は例外として、居住者からの、フロントマンへのクレームは、
一旦、理事長や複数の理事に、報告し、そこで判断し、フロントマンへ、クレームを出すか?出さないか?を判断する。などです。
ならば、安い「管理会社」に、変更したほうが、「良い」か?と、言うと、一概に言えません。
大手で「安い」ところの、特徴として、「工事で稼ぐ」方針を、打ち出している、管理会社もあります。例えば、管理組合側が工事費の値引きを要求してくると、そういう安い会社は「自社の利益を減らさない」ため
、下請けに値引きを強いるケースが散見されます。これでは、下請け業者は、「良い仕事」をするのが、難しくなります。工事が雑だったり、手抜きが横行したり・・・
では、地元の会社規模の比較的小さな「安い」管理会社に任せたら、良いのでは、・・・というと、これは、管理組合により、例外はありますが、私の経験上、地場の「安い」管理会社に委託すると、将来的に、
高い確率で、マンションが「ボロボロ」になる可能性があります。
とにかく、肝心なことは「管理組合」がしっかり、「主体性」を持つことが、やはり、重要です。