高齢化が進むマンションで、独居高齢者も多いだろう。最後は 誰でも来る。ここで問題になるのは、孤独死と孤立死である。
●孤独死・・・住民や親族等の付き合いが、ある高齢者が 亡くなった場合。付き合いがあるので、比較的 早く発見されやすい。したがって、ご遺体も腐敗が進まない段階での発見となる。この場合は健全である。
●孤立死・・・住民や親族等の付き合いが ほぼ無い高齢者が亡くなった場合。付き合いが無いので、ご遺体の発見が遅れ、ご遺体の 腐敗が進んでしまいやすい。結果、特殊清掃が入ることになる。
こちらが 問題 で、特殊清掃が入った 専有部分は、買い手が 気持ち悪がって 買い手が見つからない場合が多い。又、相続する人も無い場合は、空室 となり、管理費や修繕積立金という 管理組合にとっての
収入源が 減ってしまう。この問題だけではなく、マンション管理の土台は、「コミュニティ形成」だということ、挨拶運動等、日ごろから意識的に取り組みたいものです。