意外と知られていないが、マンション管理の基本中の基本、土台は コミュニティ形成活動 にあると思う。このコミュニティ形成活動は中京圏の管理組合は、どちらかと言えば、消極派。
これは、おそらく、中京圏のマンションの特徴の一つとして、小規模マンションが多い。というのも、おそらく関係していると思います。関東圏や関西圏では、もっと活発に行われていつのが、現状です。
大規模マンションのように、夏祭りや、餅つき大会など、比較的大きなイベントは、小規模マンションでは、人材もいなく、厳しいのが現状。ここは、あくまで、理事会の負担の少ない、コミュニティ形成活動を
考えてみたい。一例をあげてみる。
①地震時を想定し、EVが止まったとして、例えば朝8時に階段を使ってエントランスに集合。もちろん、幼児や足弱の高齢者はサポートをつけて。このイベントで、万が一ケガ等があった場合に備えて、
掛け捨て保険に加入しておく。参加者には、ジュースくらいは、配りたいもの。
②理事会メンバーを対象とした、施設見学会。フロント担当者に頼んで、機械室、屋上、受水槽、ポンプ室、などを見て回る。長年マンションに住んでいても、意外と見たことが無い人が多いはず。特に、屋上は
危険を伴うので、充分注意して行動する。
③自主管理とコスト削減を兼ねて、敷地内・草取り。住民全員に呼びかける。
④理事会・開催前に ミニ勉強会(5分程度)※ネタはなんでもいいと思います。
⑤夏のスイカ割りイベント。
など、考えれば、理事会負担の少ない、コミュニティ形成活動はあるものです。コミュニティ形成活動のコツは、付かず離れず の関係を作ることです。よく、喧嘩するほど仲がいい。と、言いますが、あまり
べたべたした、コミュニティ形成活動はある意味、トラブルのもとになりかねません。