自主管理マンション(いわゆる 管理会社が無いマンション)の全国的な比率は6%程度、しかし中京圏は約10%前後と言われている。この数字には意外に思う管理組合も多いのではないでしょうか?
つまり、10棟のうち1棟は 自主管理マンションなのだ。
全国的に見れば自主管理マンションは比較的規模の大きいマンションで「人材」が確保できるマンションか?もしくは、20戸未満の小規模マンションであまり、やることが「少ない」マンションで、自主管理は
よく見られる、名古屋市内に7000位マンションがあるので、700棟くらいは、自主管理マンションだといえる。
自主管理の最大のメリットは、コストを抑えられると、いうこと、デメリットは、当然、住民負担が増えること、又よほど専門知識がないと、管理がずさんになりやすいということ、
全国的に見れば、「少数」だが、大規模なマンションなどで、「理想的」と言えるマンションの自主管理マンションも有る。それは、「人材」がいて、「専門知識レベルが高い」というのが、共通している。
一方、中京圏が自主管理マンションの比率が高いのは、20戸未満の小規模マンションが多い。というのが理由。古い自主管理マンションでも、高齢化してきても、中々 自主管理を やめよう とは思わない。
ただ、一つ言えるのは、20戸未満の、自主管理マンションを、今時の管理会社の多くは、管理を「引き受けない」つまり、「メリット」が無いのだ。