若いころ、岩登りや、沢登りに「熱中」した時期があった。もちろんなんでも、「素質」は重要だが、登山では「経験」も大きい。知識、技術、経験を積んでいくと、最初は「パニック」状態だった自分が、核心部
(難しいところ)に出くわしたとき、「冷静な精神の確率」ができるようになる。
これが、「大きい」高度な登山は、当然、「恐い」ところが、経験や、知識、技術を積んでいくと、そういう場面でも、なんと「冷静」になれる。そこで、初めて「冷静な判断」ができるようになる。
長期理事長経験者は「経験」は充分なので、その管理組合の「管理組合 運営」はよく理解している方が多い。ただ、足りていないのは「マンション管理に関する知識」である。
私のように、コンサルを職業としていると、「毎日勉強」しているし、愛知県マンション管理士会の勉強会や日本マンション士連合会の講習や研修を受けている。よく管理組合で「私はプロだ!」と言っている人は
いるが、「職業」としていない以上、どこまで、言っても「アマチュア」の領域を出るわけがない。単純に「知識がマンション管理士より 上」でも、職業としていない以上、やはり、「アマチュア」である。
プロ と アマチュア の「決定的」な違いは、その、「厳しさ」がまるで違うのだ。