特に築30年以上のマンションにおいて、問題となりやすいのは、「理事会役員のなりて不足」問題。
この問題の対処法として、なるべく理事会に参加しやすい、環境つくりも大切だ。「茶菓を出す」「女性の参加」5分程度の「ミニ勉強会」などが、あげられる。
又、奥さんや、成人に達した、お子さん、マンションに住んでいない外部区分所有者も理事になれるよう、規約改正しておきましょう。又、管理組合によっては、輪番で役員にならない、区分所有者から、月額2500
円程度の住民協力金を徴収している管理組合もありますが、「お金を払えば、役員はやらなくてよい」という弊害も考えられます。よく検討して、導入すべきです。
又、どうしても理事の人数が不足する場合は、規約で 理事の人数を減らす のも方法です。
又、外部専門家(マンション管理士等)にお金を払って頼むという方法もあります。金銭的な負担は増えますが、その分適正な管理組合運営が期待できるでしょう。
いずれにせよ、マンション管理の 土台 ともいえる、日ごろのコミュニティ形成活動 がなりて不足、解消の第1歩だと考えます。