過去に豊橋・岡崎・浜松で累計10万枚のチラシを「自分で」ポスティングしている関係で、250棟くらいのマンションを見てきている。築浅のマンションはともかく、築30年超のマンションは、明らかに「差」がついてきている、一番は「大規模修繕工事」がマメにできているか?どうか?である。大体のマンションは、段階的に修繕積立金を値上げしていく方式をとっているが、これも、住民がまだ「現役で働いている」組合員が多い段階で、適切に「値上げ」をしていくことが、ポイントになる。これが、組合員の大半が「年金生活者」になってきて、尚且つ「修繕積立金不足」になってくると、「値上げ」は反対!「借り入れ」も反対!「一時金」ももちろん反対!という状況になってくる。こういう状況になると、満足に「大規模修繕工事」はできなくなり、状況はどんどん悪化していく、こうなると、正直「手遅れ」状態といってよい。果たしてこういう管理組合に対して、「自治体が」補助金という形で「お金(税金」」を払うか??「100万」くらい支給しても、雀の涙しかならない。つまり、自治体や国はあくまで、個人資産であるマンションに、大金(税金)を払うわけがないのである。つまり、こうして「分譲マンションのスラム化」が始まる。