ここでもポイントは「3つのP」や建物の設備などではなく、管理組合にあります。まずは、「長期修繕計画が破綻していないこと」が大切です。又、「管理組合がきちんと機能していて、専門医委員会なども盛んに活動している」「しっかりとしたコミュニティが形成されている」「管理会社とも本質的なところで良好な関係を結べている」というようなマンションはホワイトマンションと呼んでいいと思います。マンション全体から見れば少数派ではありますが、「そこなら居住間の関係もよく、大きなトラブルに巻き込まれる恐れもなさそうだし、きっと資産価値も下がることはないだろう」と思わせるようなマンションんは実在し、もちろん全てにおいて100点満点というマンションはありませんが、ホワイトマンションはきらっと光るものを感じさせるところが多いものです。本やインターネットだけの情報に頼らず、気になるマンションがあれば、直接足を運んでみるといいでしょう。その際訪問先のマンションで掲示板をチェックしてみてください。管理組合がコミュニティ活動が盛んなところは、掲示板に様々な情報が出ているものです。反対に、何カ月も前に掲示期限の切れている掲示物が、いつまでも掲示されたままになっていたり、エントランスやポスト周りが何となく薄汚れた感じになっているようなマンションは、管理が行き届いてないことに加え、管理組合がそういうところに気を配ってないことの証ですので、それも判断材料の一つになるでしょう。