私は思うに、人間20歳を過ぎれば、その人の「適正」というものが、決まってくる。しかし、当の本人は「気が付かない」のである。ところが意外と周りの人間は気が付いている。「〇〇さんは、こうだよね」または、「〇〇さんはこうしたほうがいい」その意見は、当たっている場合が多い。しかし本人は気が付かない、適正の無い方向へ進んで「迷い」「苦しむ」そういう期間が相当続いて、ある、ちょっとしたきっかけで、何となく「ぼやん」とではあるが、少しづつ「見えてくる」その自分に合った方向性というのは、なかなか、他の人にはまねできないものがある。いわゆる「センスと好き」のある方向性である。こういう方向性に気が付くためには、いろんな仕事だったり、趣味だったり、経験することが大切だと思う。