「私は歌うことが苦手だ」とか、「私は人前でしゃべれない」といったことをいう人がいます。しかし、本当にそうでしょうか?よくよく考えてみると、そういう人は「できない」のではなく、「単にやっていない」だけなのかもしれません。例えば、「自分には資格と呼べるものが何一つない」という人のことを考えるとよくわかると思います。そういう人は、頭が悪いのではなく、単に資格を取るための勉強をしていないだけなのでしょう。ということは、やってみれば、体験してみれば、その後の展開が変わるようになるのは明らかです。まして一つのことを十二年やり続けたらどうなるでしょう。その半分の6年でも構いません。ずーとやり続けたら、歌うことにせよ、人前で話すことにせよ、ベテランの域に達します。資格だって簡単なものは1つや2つは必ず取れるでしょう。人生には「時間の問題」が大きいのです。才能とか、性格、運も確かにありますが、時間さえかければできるようになることが少ないないのです。