マンション管理士試験。合格率8% とまあ難関試験です。1回目で合格する人は少ないでしょう。この試験を難しくしているのは、一般的な国家資格の場合。テキストを読み込んだら、どんどん過去問題集をやり混んでいけば、ある程度合格ラインに乗ってきます。ところがマンション管理士試験の場合、いくら時間をかけて過去問題集を勉強していっても、まったく「歯が立たないんです」どうしてかというと、一般的な国家資格と違い「過去問題集と似たような問題が出題されないんです」つまり、試験会場で初めて「目にする」問題に対応していかなければならないからです。つまりかなり深い知識が問われます。一般にマンション管理士とはあくまでも「管理組合側のコンサルタント」です。よく管理会社にマンション管理士が所属していますが、管理会社のサラリーマンですから、「当然」管理会社側に立つのです。要は管理会社の利益のために動くのです。本来のマンション管理士とはいえません。また「開業マンション管理士」でもその多くは兼業者(宅建取引士、や行政書士)が多く、それなりに勉強している人は少ないです。