そもそも管理組合という団体は物事を話し合いで決める。特に総会でである。だからどうしても動きが遅くなる。これはある意味仕方ない。しかし・・・である。あまりにも「遅すぎる」と感じることも少なくない。声が大きく、話も旨い、PCもできるとなれば「理事長」に互選で選ばれてしまう。ところがこの理事長とんでもない「気弱」タイプだった。次第に精神的に不安定、情緒不安定になり、周りに迷惑をかけるようになっていく、つまり「役員のなりて不足」ももちろんだが、「妥当な役員がいない?」のである。普段マンションで共同生活しているだけでは、その人の性格まではわかりずらい。こうして「妥当でない」人がリーダーになり、結局重要議案はちっとも進まないのである・・・。