Q   前々期の総会で、共用部ドアの修繕が上限額を決めて承認されました。しかし次期理事会では他の案件があってドアの修繕を行いませんでした。今期の理事は手つかずのドアを修繕したいと考えています。しかし今季の予算にはドアの修繕は計上されていません。この場合は修繕できないのでしょうか?

A   前々期に予算取りして実施していなかった場合、次期の総会の時にこういう理由で行っていませんと説明して、継続するのでしたら、次々期に繰り越します。予算取りだけをして検討を続けるという事はよくありますが、繰り越されていなければ、やっぱりやめたと判断されてしまうかもしれません。検討中はずっと繰り越します。中止でもないのに繰り越されていなかったらうやむやになってしまったという事になりますが、一度予算の承認をいただいているので反対はないでしょう。前々期で承認をとったのが管理費会計ならば問題はないでしょうが、修繕積立金の方でしたら、臨時総会で予算変更の承認を得たほうがいいのではないでしょうか。