あるマンションでは、警備業務のうち、共用部分における遠隔監視と緊急対応業務と、専有部分におけるホームセキュリティー業務を、各々別の業者に委託していました。特に専有部分の警備については、大手のS社のコストが割高なため、共用部を担当する警備会社に統一することで合理化したかったのですが、インターフォン設備と一体でマンションに導入されているため、設備の更新時まで待たねばなりませんでした。しかしリノベーション工事の実施にあたり、集合インターフォン更新工事も併せて行うことになったので、共用部分と専有部分の警備業務の一元化を実施できたうえ、複数の業者から相見積もりうを所得したところ、従来に比べて4割もコストを下げることができたのです。