ペット問題、ゴミ出し問題、駐輪場問題、駐車問題、リフォーム問題、植木鉢問題、パラボナアンテナ問題、滞納問題・・・と、マンションの規約違反には様々なものがあります。マンションの居住者が、管理規約や使用細則などのルール違反をした時には、原則的に管理組合の理事が改善を求めなければなりません。とはいえ同じ住民同士ですから、なかなか言い出しにくいもの。こういう時こそ、管理会社の出番だと思うのです。なぜなら、管理会社が管理組合の代わりになって中止を求めることができるからです。しかし、ここで注意したいのは、管理会社のフロントマンの対応力に差があることです。実は、管理会社の対応力が7割を左右すると、私は考えています。規約違反問題に関しては、管理会社が問題点を分析し、理事会に報告し、理事会と一緒になって解決策を講じるのが本来あるべき姿だと思います。