最近は分譲業者の商品の差別化競争の中で、維持管理にお金がかかる設備、施設を持つマンションが増えてきました。例えば大規模マンションでよく見かけるのが、コンシェルジュ・管理員・警備員による、24時間常駐体制です。そしてこのように多くの人が介在する施設程、高コストになりがちです。総戸数100戸以下の中規模クラスの物件でも、管理員はそれほど忙しくないはずなのに、しっかり週6日菅、朝から夕方まで勤務していたり・・・という例も珍しくありません。日常清掃員と管理員の2人体制になっているマンションについては、これらの業務を一人で2つ兼務させて、合理化できないか検討すべきでしょう。これと同様に高コストになりがちなのが、24時間・365日対応管理体制のマンションです。特に、管理員、コンシェルジュ、警備員の3人体制で常駐しているような場合は要注意です。