自転車置き場は、指導要綱などに基づき、総戸数の2倍程度の台数が設置されています。特にファミリーマンションでは2台以上の自転車を所有する住戸も多く、駐輪場が満杯になっていることも多いのですが、タイヤを指で押すと空気が抜けて走れないものも多数あるのです。また多くの駐輪場は2段ラック式になっており、駐輪場を増設できるほど敷地に余裕のあるマンションはほとんどないといっていいでしょう。この問題の解決の方法は、まず自転車の台数を減らすことです。しかし、所有者が自ら処分するのは、決断までに時間が掛かってしまいます。管理組合主導で不要な自転車を処分するのが手っ取り早いでしょう。自転車所有者の同意を得て、管理組合の負担(1台約500円)で処分するのです。