きちんと手続きを踏んで選んだ管理会社についてもお任せであってはうまくいきません。何度も言うようですが、マンション管理を行う主役は管理組合です。管理会社を選ぶのも、その業務をチェックするのも、最終的には管理組合の責任です。変更後の管理会社についても、管理組合が主体性をもって監督し、問題があれば指示したり、改善を要求しなければなりません。新しい管理会社にしっかり業務を行ってもらうため、例えば変更の条件として、担当者にはエース級を投入してもらうことを要求するといいでしょう。実際、変更当初は引継ぎで課題が多く、エース級でないと処理できないこともあります。また、管理委託費については、基本的に契約期間内は値上げされませんが、将来どれぐらい値上げを我慢できるか、確認することも重要です。