管理員業務と清掃業務は 区分所有者の目にも触れやすく、管理会社のイメージは大体この2つが左右します。一方 事務管理業務と建物・設備管理業務はあまり表から見えにくいものです。「事務管理業務」は、管理組合の予算案や決算書の作成、管理費の出納、滞納者への督促、理事会や総会の支援などで、主に管理会社の担当者が行います。管理会社が行うメインの業務といえます。また、「建物・設備管理業務」は、建物の点検・検査、エレベーターの保守、機械式駐車場の保守、給排水設備の保守などハード面に関するものです。こちらは管理会社から専門業者に再委託されることが多いですが、業務がきちんと行われたかどうかなどを管理会社がチェックします。理事長をはじめ役員が区分所有者を代表し、毎月の理事会などで、しっかりと確認することが重要です。