一戸建てと違って、知らない人が出入りしやすいマンションの住民にとって、窃盗などの防犯は大きな問題です。空き巣や自転車泥棒、下着泥棒、痴漢、そして高齢者を狙う詐欺事件など、身の回りには危険がいっぱいです。自分たちの財産や身を守るため、管理組合が中心となって、防犯活動を展開しているマンションは少なくありません。防犯の意識を高めるとともに、地域とも協力して、良い関係を作り上げていくことも重要です。広報などを通して、振り込め詐欺への注意や、多発する地域の犯罪などについての警察からのお知らせを告知するなど、常に警告を続けることが防犯に役立ちます。防犯活動には、日ごろからマンションや地域の住民とのコミュニケーションをよくとっておくことが一番です。そして、管理組合として、防犯ステッカーを作って意識を高める、防犯講習会を開催する、又定期的に敷地内夜間パトロールや防犯パトロールを行うなどの活動があれば、一層安心です。