分譲マンション国内第一号東京にできたのが約60前。当時の東京、もっと言えばたかが100年前の東京で住宅といえば 比較的裕福な人は戸建てに住み、庶民階級の人はいわゆる長屋が通常でした。戸建てはもちろん特に長屋では薄い壁、土間と寝るだけのスペースがあり、風呂は近所の銭湯、トイレなども共用、井戸があり女性たちはまさに井戸端会議が普通に存在していました。当時はプライバシーとか個人情報などという言葉はなく、長屋全体が大家族的な存在でした。いわば濃密なコミュニティが存在していました。東京がそうですから日本全体が現代よりも数段ご近所同士のコミュニティは濃密でした。現代に当てはめることは難しいですが、通信技術の進歩等により、自分の身内と友人以外の人は 自分のことしか考えない 世の中になっています。少し殺伐とした印象を持つのは私だけでしょうか?