寡占化・・・少数の企業が市場を独占する事。
様々な業界で寡占化が進んでいる。
マンション管理業(管理会社)も同様で、全国でマンションの数は増えているのにも、関わらず、管理会社の数は減少してきている。近年多いのはマンション管理業からの、完全撤退 が多い。
特に、付帯業務的にマンション管理業をやっている管理会社の完全撤退が目立つ。管理会社はいわば、労働集約型のビジネスなので、今後、人件費高騰が大問題化する。人件費が上がれば、当然、管理会社に支払う
報酬も値上げとなる。今時、経済的に余裕のあるマンションは少ない(特に古いマンション)。
又、以前は管理会社変更業務をやると、多くの管理会社が集まったが、近年は「集めるのが・・・」中々大変である。これは「管理会社自体が儲からない」からだと思う。
又、時々地元豊橋に名古屋の管理会社の営業がくるが、全て「大手か中堅」の管理会社である。地場は「来る気配も無い」のが現状。ネット広告も「ほとんど大手ばかり」つまり「やる気」からして差がある。
結論を言えば、管理会社は寡占化が進むだろう。あなたの管理組合の管理会社は小さな管理会社ではありませんか?・・・いつか、なくなる可能性がありますよ!
又、色々言われるが、いわゆる売主系(デベロッパー系)管理会社と、いわゆる売主の無い(独立系)の管理会社だと、どちらかと言えば、デベロッパー系の方が「平均的にレベルが高い」と個人的には
感じている。