管理組合という団体は物事を決定していくのに、時間が掛かります。これは理事会で決議しても、総会決議まで「待たなくては」ならないからです。仕方ありません。しかし、原因はそれだけでしょうか？輪番制の理事は大半は「仕方なく」引き受けた、いわば消極派です。どうしても前に進めていく推進力が足りません。「なるべく自分たちの代では、事なかれ主義で行きたい」という思考が働いて、物事を先送りにしがちです。また一般に理事は知識も乏しく、どうしても管理会社任せになりがちです。その結果、管理会社のいいように（会社が楽で、儲かるように）なってしまいます。本来は「主体は管理組合」で管理会社をある程度厳しくチェックしていかなければなりません、、、、しかし多くの管理組合の理事会にそんな「力」はありません。