マンションもあたかも、人間の寿命のように、いつか「終わり」がくる。もちろん、欧米などは、集合住宅を200年も持たせている国があるが、少なくとも、日本人の 志向 には、合わないだろう。
①建て替え・・・2026年4月からの、法改正で、若干ハードルは下がったが、名古屋市内でも、建て替えの実績は0。だからまず、建て替えはかなり、難しい。
②取り壊し・敷地売却・・・地方都市では、古いマンションは、郊外に多く、主要駅近くは、築年数の浅いマンションが多い。
2026年からの法改正で、出席者の議決権、区分所有者の5分の4以上で、可能だが、マンションは、鉄筋コンクリートでできているので、取り壊しには、それなりの 費用がかかることが、予想される。
そして、敷地売却だが、地方都市・郊外では、坪単価があまり、高くなく、高値で売れない、という問題がある。
つまり、解体費用の方が、敷地売却費用を上回り、管理組合の 持ち出し費用がかかる。という難点がある。だだ、現在では、一番 身近な 終わり方と言える。
③建物の長寿命化・・・なるべく、メインテナンスを、こまめに、行い、なるべく、マンションを長く持たせる。という考え方。ここで、大事になってくるのが、修繕積立金。この金額が、高いと、悩む管理組合
も、あるが、一般的には、高い方が理想。ただ、長く持たせると、言っても、専門家の間では、80年位が限界と言われている。