12年~15年程度で行われる、大規模修繕工事。管理組合にとって、一大イベントである。一番多いのが、管理会社が 元請け になる。「管理会社・お任せ方式」
何度も、述べておくが、ベストは 設計事務所をコンサルに入れる、「設計監理方式」。コストの面でも、品質面でも 優れている。デメリットもある。それは、管理組合・負担がやや、増える点。
ここでは、「管理会社・お任せ方式」で施工業者が、下請けになった。パターンをみていく。
例えば、総工事費が 1億 の場合。元請けの管理会社は、2割程度の 2000万は 利益として持っていく。残り 8000万が下請け業者に支払われる。
管理組合側から見れば、下請けも 相当利益を上げている。 ように見えるが、実際は、管理組合からの度重なる、減額要請。工事を先送りする、除外措置等で、本当に 下請け施工業者の利益は、薄利 なっている
のが、どうやら、現状だ。
つまり、元請けの 管理会社は、ちゃっかり、儲けているが、所詮下請けは、あまり、利益が上がらないのが、本当である。