2024年現在の 地震保険 の加入率は、60%。この数字は、管理組合さんは、「意外」ではないだろうか?
新築マンションや、築浅のマンションの加入率は、ほぼ100%だが、古いマンションになるほど、加入率は、低い。この一つの原因は、地震保険が「高い」ためだと言われている。
又、普通の、例えば 車の保険のように、保険会社は利益を出すことを、地震保険に関しては、「利益を出さない」ように、国から 指導されている。したがって、プールされるお金も、それほどたまらない。
例えば、関東付近で 大地震が起きて、大きな被害が出て、保険会社が プールされていた、お金を使い果たした場合。直後に 中京圏で 大地震が起きて大きな被害が起きた場合。当然保険金は、おりない。
お金が無ければ、保険会社も ない袖は振れぬ わけである。
ところで、地方のマンションにとって 朗報がある。都市部と違い、マンションの歴史が浅い 地方都市では、旧耐震のマンションは、極めて少ない。
阪神・淡路大震災の時、新耐震の建物と、旧耐震の建物では、被害に大きな差が出た。新耐震基準の建物は、被害が少なかったのである。一方旧耐震の建物では、被害が大きかった。
改めて、新耐震基準の信用を高める 結果 である。