地方都市では、およそ40年ほど前から、マンションの分譲が始まった。
当時は ファミリー向けのマンションで、主に、郊外を中心に、分譲された。(というか、当時地方都市では、いわゆる、駅近は、商業施設(百貨店など)が林立し、駅近にマンションを分譲すると、言っても
それなりに、駅から15分程度歩いたところしか、「土地」が無かったのだ。
ところが 時代は進み、地方都市はどこもそうだが、駅近の商業施設の撤退。及びシャッター街になっている。少しずつ「駅前・再開発」の流れが来ている。ここで注目されたのが、マンション。今 駅近は土地が開けば、マンションを建てる流れである。
ところが、地元・豊橋でいえば、市内のマンションの需要は1年間で150~200戸程度しかない。そこに各社競ってマンションを分譲するので、少し、「供給過多」にあり、完売までには、時間が掛かる状態。
又、駅近は便利だが、不随して、商業施設や学校、病院なども、増やしていく必要があるだろう。
いわば、今時の新築マンションは、地方都市では、かつての、ファミリー向けではなく、中高級マンションである。マンション近くに住んでいる人に聞いたが、意外とローンを組んで払っている人よりも、いわゆる
即金で全額払っている人が多いとか?購入層も普段は 東京に住み、週末地方都市のマンションに来る人、郊外の戸建てを処分したお金でマンションを購入した人。医者や経営者などの資産家など様々だそうだ。