財政豊かな管理組合は少ない。管理組合のコストダウンの事例をあげておこう。
●エレベータ保守業者の見直し・・・メーカー系(三菱・東芝・日立・オーチス・フジテック)を独立系(ジャパンエレベータ・SECエレベータなど・・)に思い切って切り替えることで、品質はそのままで、
保守料金を6掛け~7掛けまで落とせる。特にエレベータ更新時(築30年頃)がよく行われている。メーカー系だと、何千万だが、独立系だと、1千万程度でおさまるからだ。ご検討いただきたい。
独立系エレベーター保守会社に切り替えた管理組合で、10年程経つが、何の問題も起きていない。
●マンション火災保険会社の見直し・・・特に古いマンションでは、マンション火災保険料金の「値上げ」が問題化している昨今。
比較的建物の管理状態が良い(ポイントとなるのは、漏水リスク。外壁・屋上、給排水管の状態などが、重視される)マンション保険料金を「値下げ」する保険会社(日新火災・・・保険会社としては、中堅)
に切り替えることで、保険料は実際に下がる。この日新火災のサービスが「好調」である。ご検討されたい。
●大規模修繕工事・設計監理方式の導入・・・多くの管理組合が余り管理に「無関心」な為、大規模修繕工事は「管理会社・お任せ公式」を採用している。この方式の良さももちろんあるが、欠点は工事費の
多ければ「2~3割」管理会社がマージンとして抜いていくこと。したがって「総工事費が割高になr居やすい」
これに対し、設計監理方式は、設計事務所をコンサルとして、雇うが、そのコンサル費用を含めても、総工事費は安くなり、かつ、品質も保証される。詳しくは、お近くの、マンション管理士にご相談ください。