大雨時のマンションの注意点としては、まず、機械式駐車場を持っているマンションの場合、「車の水没」に注意が必要だ。特に上下ピット(地下と地上式)の場合。排水ポンプの容量を超える雨水の流入時や、
排水ポンプが上手く作動しなかった場合も同様だが、地下の車は水没事故になりかねない。過去にも同様の水没事故は沢山起こっている。枚挙にいとまがないほどだ。
もし、車が水没して、車がダメになった場合は、マンション保険の適用外になる。唯一、ほとんどのドライバーが加入している、自動車の車両保険が有効だ。
あとは、大雨がくることは、ニュースなどで、手に入るわけだから、「事前対策」は重要だ。風で飛ばされそうなものは、事前に撤去しておく、土嚢を用意する等やることは、色々ある。
大雨が過ぎた後の「事後対策」も大切だ。風で飛ばされたものはないか?マンション建物・設備等で破損したものはないか?マンションを巡回してみると良い。
もちろん、管理員が常駐しているマンションならば、管理員がやってくれると思うが、居住者側でも、自分たちの目で確認しておきたい。