管理組合の総会シーズンになりました。ここで問題になるのが、どこの組合でもいる、いわゆる「クレーマー」です。総会時に大声で暴言を発して、理事会にとって頭の痛い存在です。そこで総会を前に、クレーマー対策をとっておく必要があります。理事会で総会時にクレーマーが大声で暴言を吐いたときに 「注意する役」をきめておくのがいいでしょう。理事長ができるならば問題はありませんが、できないというならば、他の理事に頼むしかありません。ここで注意すべきは、総会当日確実にクレーマーに「注意」できるかです。ある管理組合でやはり、組合員の中にクレーマーがいて、事前に理事会で副理事長がクレーマーに「注意」する役として、任命され、副理事長本人も承諾したわけですが、総会当日クレーマーが大声で暴言を吐いても、任命された副理事長は黙っていて、結局何もできませんでした。つまり「性格的に」できない副理事長でした。つまり、性格的にも確実にクレーマーに毅然とした態度がとれる人を選ぶことが大切です。