Q   理事会からの提案で修繕委員会を作ります。理事の中から委員長を決め、委員は公募します。そのほか理事長、委員長の推薦、建設経験者となっています。私が心配しているのは建設経験者のことです。知識を振り回されて自由な委員会運営ができなくなることが心配です。また委員のなり手が少なく、結局理事が行うことにならないかも心配です。

A  委員会は常設にするのでしょうか。大規模修繕委員会は期限も決まっていますし、コンサルと一緒に活動しますから、どこでも結構うまくいっていると思います。常設の修繕委員会ですと、役員の方は任期で終了しますが、委員会はそのまま存続という事になり、ややもすると理事会より委員会の方が、力が大きくなってしまうことがあります。ご心配の通り、建設経験者の声が大きくなって、理事たちは何もわからないのだから、いう通りに対処してればよいという事になり、理事会はあの方たちにやらせるしかないというような力関係になっていました。注意することがあるとすれば、委員会はあくまで理事会の諮問機関であることを忘れないこと、修繕委員会細則などを作るのもいかがでしょうか。コンサルなどは公平な目で見られる方、理事会との均等をとってくれる方を入れてもいいかもしれません。