長期修繕計画とは?

建物には、時間とともに劣化していきます。マンションの場合、外壁の汚れやひび割れ、鉄の部分のサビなどに加え、各種設備の不具合などが主な劣化のサイン。マンションをよい状態で維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。ただし、建物全体に関わる工事や修繕には居住者の同意が必要な上、高額の費用が掛かるため、緊急に行うのは難しい場合がほとんどです。そのため、前もって準備しておく必要があるのが 長期修繕計画 20年~30年先まで、マンションの共用部分に必要な修繕工事の時間や内容を予想し、それに見合った資金計画を定めたものです。