防犯対策はどうする?
平成21年の都内での侵入窃盗は、住宅で64%を占め、そのうち4階建て以上のマンションは11.9%にもなります。オートロックのマンションだからと安心せず、上層階の居住者でもベランダやトイレ、ふろ場の窓は必ず施錠しましょう。狙われやすいエレベーターには防犯カメラを、駐車場、ゴミ置き場などには照明灯をつけるのも効果的です。泥棒は 地域の目 を嫌います。不審な人に声をかける、自治会と連携して定期的に巡回するなども効果があるでしょう。個人では、クレジットカードの請求書、宅配便の送り状、DMなどはあて名を破いて捨てる。外出の時は電灯をつけておく、窓に防犯用フィルムを貼るなどの方法があります。マンション全体で行う防犯対策としては、防犯カメラを設置する、共用扉を暗証番号やカードで解除するなどのシステムにする、ドアや窓の開閉や、振動に反応する警報ブザーを設置する、ベランダや庭にセンサーライトを設置する、窓ガラスを防犯用にかえるなどがあります。個人でドアや窓などの共用部分に手を加えることはできないので、理事会に提案し、総会の決議で承認されたのち、組合の費用で全戸の変更を行います。